世界観
大陸
大陸はふたつ。小さな島がいくつか存在する。
フォーン大陸
怪鳥フォーンの亡骸と伝えられるように、羽根を広げた鳥のような形をしている大陸。
主に人間種(ヒューマン)が多く住む。
むかしむかし この世界に、大きな大きな鳥、フォーンが生まれました。 やがて大人になったフォーンが飛び立つと、太陽はその翼に隠れ 世界はまっくらになってしまいました。 まっくらの世界を嘆いた様々な生き物は一斉にフォーンを責め立てました。 その声は天空を飛び回るフォーンに届き、フォーンは涙を流してあやまりました。 『みなさんごめんなさい。けれど飛ぶのを止めたら死んでしまうのです』 嘆きのあまりフォーンは元気をなくし、その羽根が一枚、また一枚と抜け落ちていきました。 そうしてある日、とうとうフォーンは飛ぶことができなくなって空から落ちてしまったのです。 海の真ん中に落ちた、大きな大きなフォーンのなきがらは、やがて大陸となりました。 彼から抜け落ちた羽根もまた、やがて大小さまざまな島に変わりました。 そして世界には、陸というものができたのです。 |
ネビュリンド大陸
魔物と魔族が跋扈しているという、人を拒む凍れる大陸。
魔王が封じられているなどの他に、かつての古代魔法文明が築かれた大陸だなどと様々な伝説がある。
しかし実際に訪れ、無事に戻ってきた者がいないことから、それらの真実は未だもって謎とされている。
島々
怪鳥フォーンから抜け落ちた羽根と伝えられる。
主に亜人種と呼ばれる、獣人族、小人族などが住んでいる。
国々
主な大国は、クレセニア王国、エアデルト王国、ヴィントス皇国の三国。
これらの国々は、三強国、または三大強国と呼ばれている。
その他、三国の属国や小さな国家がいくつかあるが、基本的に王制の国家がほとんど。
種族
人間種、亜人種、魔族が存在する。
人間種
サンクトロイメで一番人口の多い種族。いわゆる人間。主にフォーン大陸に住む。
亜人種
主に大陸外の島々に暮らす。獣相を持つ獣人族や、小人族などが存在するが、大陸で見かけるのは稀。
魔族
ネビュリンド大陸に棲むとされる種族。人に似た容姿を持つ魔物とされるが、その知能、戦闘能力などは
魔物とは比べものにならないほどに高い。
文明
文化レベルは地球でいう中世後期から近代。都市部は近代的。
服装は基本がヴィクトリアン時代ちっく。夜会では派手だったり様々な時代が混じっている。
※便利さなどは電気文明ではなく魔法文明のため、一概に地球基準では計れない。
※魔道具はまだまだ一般階級に普及しきれていない。
魔法・精霊など
魔法
人の内に眠る魔力(マナ)を糧にして、力ある言葉を媒体にさまざまな事象を起こすもの。
※白魔法→防御・治癒・強化・補助系魔法を指す。
※黒魔法→攻撃に特化した魔法や攻撃補助魔法を指す。
精霊
地、水、火、風の四大元素に宿る意思持つもの。聖なるもの。
基本的に人嫌い。気に入った人間を助けることがあるが、これを〈加護〉と呼ぶ。
階級が存在し、上位の精霊と契約を結ぶとそれより下位の精霊も使役できる。
上位の精霊ほど気位が高い。
精霊使い
精霊と契約の下、その力を使役する者。
契約できる人間は極めて少ない。
上位精霊と契約すれば、その力は普通の魔法使いの数倍とも言われる。
召喚魔法
一定の条件が満たされると別次元の力あるものを喚ぶことが出来る。
※はるか昔に滅びたとされる魔法。
武器
片手剣、両手剣、戦斧、短剣、槍、弓、ボウガン、杖など
※銃器は地球で言う18-19世紀程度のもの。魔法の方が便利なので微妙性能。
※杖類は武器というよりも、魔法増幅効果など呪(しゅ)を帯びた主に魔法使い用。
言語
大陸で主に使用される言語は共通フォーン語。
少数言語も存在するが、たいていは共通フォーン語と併用している場合が多い。
通貨
フォーン大陸のほとんどで流通するのが共通通貨。
共通通貨=イル 1イル=5円程度
10イル=50円=青銅貨
100イル=500円=白銅貨
1,000イル=5,000円=白銀貨(銀貨)
5,000イル=25,000円=黄金貨(金貨)
10万イル=50万円=白金貨
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